【オスグッド 治療】スポーツ復帰を目指す成長期アスリート必見|整骨院での改善方法と注意点

札幌市白石区のまことスポーツ整骨院|交通事故・スポーツ障害に強い整骨院

【オスグッド 治療】スポーツ復帰を目指す成長期アスリート必見|整骨院での改善方法と注意点
Makotoの紹介
岩本 真
【資格】
国家資格 【柔道整復師】 国家資格 【あん摩・マッサージ・指圧師】 FDMアジアンアソシエイション会員
【経歴】
昭和52年 北海道旭川市生まれ 平成元年 札幌市立大谷地東小学校卒業 平成4年 札幌市立厚別南中学校卒業 平成7年 札幌啓成高等学校卒業 平成13年 日本指圧専門学校卒業 平成13年から 東京の日本オステオパシー学会でオステオパシーを学ぶ 平成11年〜16年 東京都荒川区の清水先生の下で5年間の臨床経験を積む 平成16年 札幌に帰郷して『まことオステオパシー治療院』を開業 平成20年 ワイキキで行われたハワイオステオパシー学会による「FDMレベルTセミナー」を受講 平成25年 北海道柔道整復専門学校卒業 平成25年 『まことスポーツ整骨院』に名称を変えてリニューアル開業

スポーツ障害の【オスグッド】とは?|症状・原因とメカニズム

成長期の子どもたちが部活やクラブで全力を尽くす中、突然襲ってくる膝の痛み。それが「オスグッド病」です。特にジャンプやダッシュを繰り返すスポーツに多く見られ、「成長痛」として放置されがちですが、適切な対処をしないと長期離脱や再発のリスクも高くなります。このセクションでは、スポーツ障害としてのオスグッドの基礎知識を、図を交えてわかりやすく解説します。



オスグット病の症状とメカニズム

オスグッド・シュラッター病(Osgood-Schlatter病)は、10〜15歳の成長期に多く見られるスポーツ障害で、特にバスケットボール、サッカー、バレーボール、陸上など、膝に繰り返しの負荷がかかる競技をしている子どもに発症しやすいのが特徴です。

膝のお皿のすぐ下(脛骨粗面と呼ばれる部分)に痛みや腫れ、熱感が出て、走る・しゃがむ・ジャンプする・階段を登るなどの動作で強い痛みが伴います。 この原因は、大腿四頭筋(太もも前側の筋肉)による牽引力が、成長途中で柔らかい膝下の軟骨(骨端線)に繰り返し負荷を与えることで、炎症や突出(骨隆起)が生じることにあります。成長期の骨はまだ完全に硬化していないため、負荷が集中しやすく、スポーツ動作がきっかけとなって症状が現れるのです。

当院「まことスポーツ整骨院」でも、オスグッドを訴える中高生アスリートの来院が非常に多いです。特徴的なのは、「整形外科では安静と言われたけど、試合が近くて休めない」「再発してしまった」という声。

私たちはオスグッドを“ただの成長痛”とは見ていません。
スポーツ障害の一種であり、プレー内容・筋肉のバランス・姿勢・フォームのクセなど、複合的な要因で起こる疾患と捉えています。

当院では、患部に負担をかける筋肉や関節の可動域を調整し、極力プレーを止めずに回復を目指す方針をとっています。
「痛いから休め」ではなく、「どうすれば競技を続けながら治せるか?」を一緒に考えます。

オスグットの見解

分類 一般的な見解 まことスポーツ整骨院の見解
発症原因 成長痛・運動負荷による軟骨刺激 姿勢・フォーム・筋力バランスも影響する多因子性
治療方法 安静・湿布・ストレッチ 動的調整・筋膜リリース・姿勢指導で再発防止
競技復帰の方針 安静重視で長期離脱も プレーレベルを見ながら可能な範囲で動かす
再発リスク対応 指導少なめ、再発率高め スポーツ特性に応じた根本改善と予防指導

オスグッドは、単なる「成長期の一過性の痛み」ではなく、スポーツ障害としてしっかり向き合うべき膝のトラブルです。特に競技を本気で頑張る成長期アスリートにとっては、「ただ休む」ことが正解ではないケースも多く存在します。

「まことスポーツ整骨院」では、身体の動き全体を見て、原因を多角的に分析しながら、パフォーマンスを落とさずに治療することを目指しています。次章では、具体的な治療法について詳しくご紹介します。

【オスグッド治療】の選択肢と競技復帰までの流れ

オスグッドと診断されたら、「しばらく運動を休んでください」と言われるのが一般的です。しかし、部活の試合が迫っていたり、チームへの影響を考えると、そう簡単に休めないのが現実ではないでしょうか?

この章では、オスグッドの治療法の種類とそれぞれの特徴、そしてスポーツ復帰までのステップを、一般的な方法から整骨院でのアプローチまで詳しく解説します。



整形外科と整骨院の役割の違いイラスト

オスグッドの治療で最も一般的な選択肢は「安静にして、成長が落ち着くのを待つ」方法です。これは整形外科での診断後によく勧められる対処法で、湿布や痛み止めの処方、スポーツ活動の制限が中心となります。

しかし、それだけでは根本的な原因(筋肉の緊張・身体の使い方のクセ)にアプローチできず、再発リスクが高くなるのも事実です。特にスポーツ選手の場合、成長とともにプレー強度が上がるため、「一時的な痛みの軽減」だけでは不十分です。

また、治療機関によって「運動再開の基準」や「復帰までのサポート体制」に差があるのも現状です。

主な治療方法とアプローチ

  • 整形外科: 安静・湿布・投薬中心。経過観察を重視
  • 一般的な整骨院: 筋肉へのアプローチやストレッチ、軽い手技療法
  • まことスポーツ整骨院: 競技別の動作分析・全身バランスの調整・トレーニング指導を含めた復帰支援

当院では、「安静にしていれば治る」という考え方には慎重です。もちろん、炎症が強い時期には一時的な負担軽減は必要ですが、それだけでは本質的な回復や再発防止にはつながりません。

特に重要なのは、競技復帰をゴールにした“逆算型の治療設計”です。
私たちは「痛みがなくなる」ことより、「再発せずに思い切りプレーできる状態」を最終ゴールと考えています。

そのため、

  • 痛みの強さに合わせたステージ別のアプローチ
  • 競技特性(ジャンプ、ダッシュ、ターン等)に応じたフォーム改善
  • 体幹や股関節の可動域・安定性の強化

など、再発しにくくなる体づくりも同時進行で行います。

また、親御さんや指導者とのコミュニケーションも大切にし、「どこまで動かしてOKか?」「どの段階で練習復帰できるか?」を明確に伝えるサポートも行っています。

治療方法ごとの違い

治療機関 主な処置 スポーツ復帰までのサポート 再発防止の指導 特徴
整形外科 湿布・投薬・安静 基本的に指示のみ ほとんどなし 医学的検査に基づく診断が得意
一般整骨院 マッサージ・電気・ストレッチ 治療は受けられるが復帰判断は曖昧 簡単な説明程度 身体のケア中心
まこと整骨院 手技・運動指導・全身調整 フェーズごとに復帰戦略を設計 競技別の再発予防指導 スポーツ復帰に特化した対応体制

オスグッドの治療は「ただ休むだけ」では不十分です。
整形外科や一般的な整骨院では痛みの一時的な緩和は期待できますが、競技復帰を目指すアスリートにとっては、根本的な身体の使い方・筋力バランスの見直しが不可欠です。

まことスポーツ整骨院では、「痛みを取ること」だけではなく「再発させず、思い切り競技に戻ること」を前提にしたサポートを行っています。
次の章では、実際にどんなセルフケアや運動指導が効果的なのかをご紹介します。

オスグッドの再発を防ぐセルフケアと運動指導

せっかく痛みが治まったのに、数週間後にまた再発…
そんな声は少なくありません。オスグッドは「治る」のではなく「再発させない身体づくり」が大切です。

このセクションでは、家庭や練習現場でできるセルフケアやストレッチ、そして運動指導の基本を紹介し、スポーツを続けながら再発を予防するための具体策を解説します。



オスグット再発予防セルフケアメニューイラスト

オスグッドは成長期特有のスポーツ障害であり、症状が落ち着いたあとも「再発しやすい」特徴を持っています。その主な理由は以下の通りです。

  • 膝周囲の筋肉(特に大腿四頭筋)が硬く、再び膝下に強い牽引力がかかる
  • スポーツ動作のフォームが改善されないまま運動を再開してしまう
  • 体幹や股関節まわりの筋力が弱く、膝に負担が集中しやすい

これらを防ぐためには、適切なセルフケアとトレーニング指導が重要です。

1. 太ももの前側(大腿四頭筋)のストレッチ

オスグッドの直接原因である大腿四頭筋の柔軟性を確保することは、予防の最優先課題です。片膝立ちで踵を手で引き寄せるストレッチを、左右20秒ずつ、1日2〜3セットを目安に継続しましょう。


2. ハムストリングとお尻(殿筋)の強化

前ももだけでなく、裏側の筋力が弱いと「前後の筋バランス」が崩れます。ブリッジやヒップリフトなどの自重トレーニングで、後方筋群を意識的に強化することが、膝への負担分散につながります。


3. スクワットフォームの改善

ジャンプやランに似た動作であるスクワットを用いて、正しい膝の使い方を再教育します。重要なのは「股関節から曲げる」動きと、膝がつま先より前に出ないフォームを意識することです。


当院の経験上、「オスグッドが長引いた子」の多くは、ストレッチやトレーニングを“やっているつもり”で正しくできていなかったケースがほとんどです。 その理由は、本人も親も「正しいフォームや目的」を理解しないまま自己流で行ってしまうからです。

そこで私たちは、施術の中で以下のことを重視しています:

  • セルフケアの正しいやり方を、親御さんと一緒に確認
  • 自宅でもできる動画付きトレーニング指導資料の配布
  • スポーツ別の動作(着地・加速・方向転換)に応じたフォーム修正と反復練習

特に大切なのは、「回復のその先」にある“動きの質”を見直すこと。
成長期は身体がどんどん変化します。だからこそ、固定的な方法ではなく、変化に対応できる“育てるケア”が必要なんです。

セルフケアあり/なしによる違い

セルフケアの有無 症状の再発率 練習復帰のスムーズさ 保護者の安心度 スポーツパフォーマンスへの影響
なし(自己流) 高い(2〜3ヶ月以内) 再発のたびに離脱 不安が残る フォームが崩れやすくなる
あり(正しい方法) 低い(半年以上維持) 徐々に復帰、持続的に安定 安心して見守れる 可動域・筋出力ともに改善傾向

オスグッドは一度良くなっても、フォームや筋バランスが不十分なままスポーツを再開すると再発する可能性が高いスポーツ障害です。

だからこそ、「痛みがなくなった=治った」とは考えず、その後のセルフケアや正しい動作習慣をいかに継続できるかが再発防止のカギになります。

まことスポーツ整骨院では、施術だけでなく、再発させない身体の使い方・保護者と一緒にできるケア方法までトータルでサポートしています。
次章では、当院の具体的な治療法やサポート体制について、さらに詳しくご紹介します。

札幌市で【オスグッド治療】なら「まことスポーツ整骨院」へ

「オスグッドは成長期だから仕方ない」「痛みがなくなるまで安静に」
そんなふうに諦めていませんか?

私たち「まことスポーツ整骨院」は、スポーツに真剣に取り組む子どもたちと保護者の不安に寄り添い、“競技復帰”をゴールにしたオスグッド治療を行っています。この章では、当院の考え方と他院との違い、サポート体制をご紹介します。



まことスポーツ整骨院の違いイラスト

札幌市内には整形外科や整骨院が多数ありますが、オスグッドを“スポーツ障害”として本格的に診てくれる治療院は多くありません。

整形外科では画像診断や投薬などの医療的アプローチは得意ですが、動作やフォームの修正、再発予防の指導までは行われないケースが一般的です。

また、一般的な整骨院では、症状の緩和や筋肉のケアはできても、競技レベルに合わせたサポートまでは難しい場合もあります。

一方で、スポーツ整骨院では、アスリートの復帰・成長に寄り添った視点で、「痛みを取る」だけでなく「再発させない」「もっと動ける身体にする」ことを目指します。

当院「まことスポーツ整骨院」は、アスリート特化型の整骨院として、札幌市白石区で数多くの学生・部活動生・クラブアスリートのサポートを行ってきました。

特にオスグッドに関しては、これまでに延べ300症例以上の対応実績があり、
「試合が近いが痛みがある」
「整形外科では“成長痛”とだけ言われた」
という悩みを持つご家庭から多くの信頼をいただいています。

私たちの強みは、以下の通りです:

  • 試合日程・練習内容・競技特性に合わせたオーダーメイド施術
  • 股関節・体幹・足関節などの可動性/安定性を含めた全身調整
  • 保護者・指導者との連携を重視したサポート体制

さらに、当院はスポーツ系整骨院として、リハビリの延長線ではなく、“競技力の土台を育てる”という視点で治療にあたっています。
一人ひとりの「復帰後の目標」までを見据えたプランを一緒に考える、それが私たちの使命です。

当院と他院の対応の違い

項目 整形外科 一般整骨院 まことスポーツ整骨院
痛みに対する対応 投薬・安静指導が中心 手技・電気での対応 動作分析+全身調整+負担軽減療法
競技復帰のサポート 基本的に自己判断に委ねる 状態次第で対応することもある 専門的評価とプログラム設計で段階的復帰を支援
再発防止への取り組み ストレッチ等の説明程度 基本的な指導レベル 競技別フォーム指導・自宅指導書あり
保護者・指導者への情報共有 ほぼなし まれにあり 常時フィードバック+LINE相談も可能

「うちの子は本当にスポーツを続けられるのか?」
「このまま痛みが繰り返されたら…」
そんな不安を抱えたまま、ただ湿布を貼って様子を見るだけでは不十分です。

札幌市白石区の「まことスポーツ整骨院」では、競技レベルや復帰目標に合わせた戦略的治療と再発予防に特化したサポートを提供しています。

痛みをなくすだけでなく、“もっと動ける身体”へと進化させるオスグッド治療を、ぜひ私たちと一緒に始めましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. オスグッドは自然に治ると聞いたのですが、本当に治療が必要ですか?
A. 確かに成長が終わると自然に落ち着くケースもありますが、痛みを放置すると骨の変形や再発、パフォーマンス低下につながることもあります。早期に適切な対応をすることで、競技復帰までの期間を短縮し、将来的なトラブルも防げます。
Q2. 整形外科と整骨院、どちらに行けばいいですか?
A. 整形外科はレントゲンや投薬など医療的な診断に強みがあり、骨折などの見逃せない疾患を除外できます。一方、整骨院では動作や筋肉バランスの調整、競技復帰を見据えたケアが得意です。当院では整形外科との併用も歓迎しています。
Q3. 痛みがある中で練習を続けても大丈夫ですか?
A. 痛みの強さや状態によって異なります。軽度の場合は練習内容を調整しながら継続できるケースもありますが、炎症が強い場合は一時的に運動制限が必要です。当院では状態を評価した上で、無理のない範囲での練習継続をサポートします。
Q4. どのくらい通えば治りますか?
A. 個人差はありますが、初期の段階であれば1〜2週間で改善することもあります。慢性化している場合やフォーム改善が必要なケースでは、2?3ヶ月程度の通院とセルフケアが必要になることもあります。まずは初回でしっかり評価しましょう。
Q5. 中学生の子どもが通院しても大丈夫ですか?親の付き添いは必要ですか?
A. もちろん大丈夫です。当院では小中学生のスポーツ障害の対応実績も豊富です。初回はなるべく保護者の方も一緒に来院していただき、状態説明や今後の方針を共有させていただきます。2回目以降はお子さまだけでも通院可能です。

この記事のまとめ

オスグッドは、単なる「成長痛」ではありません。
特にスポーツに打ち込む成長期の子どもにとっては、パフォーマンスの低下や再発による長期離脱につながる深刻なスポーツ障害です。

本記事では、症状の正しい理解から、治療法の選び方、再発を防ぐセルフケア、そして整形外科や一般整骨院との違いまでを、まことスポーツ整骨院の視点で詳しく解説しました。

重要なのは、「痛みが消える」ことをゴールにするのではなく、
“競技に戻ること”“再発しないこと”“もっと動ける身体になること”を目指した戦略的な治療です。

札幌市白石区のまことスポーツ整骨院では、
スポーツを頑張るお子さんと、それを支える保護者の方の気持ちに寄り添いながら、
一人ひとりの復帰目標や競技レベルに合わせた最適なサポートを提供しています。


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