柔道によるケガの特徴
- 当院は、柔道の強豪校をサポートしているため、柔道選手がたくさん来院しています。
- 練習や試合の頻度によって、ケガの発生率がとても変わる印象です。
- 柔道は年間通していつも大会があるので、とにかく早く治すことに気をつけています。
- 特に関節系のケガが多いと思います。
- また大ケガも多いです。骨折、脱臼、靱帯断裂などの大ケガはトップクラスに多い競技だと思います。
柔道で多いケガ
- 足首捻挫…柔道のケガで最も多いのが、足首の捻挫だと思います。技をかける側もかけられる側もリスクあります。
- 膝関節捻挫…膝が内側や外側や後ろ側に入ってしまうようなケガが多いです。受け身の際に傷めてしまうケースもあります。重症例では半月板や靱帯損傷なども起こります。
- 手首捻挫…畳に手をつくことが頻繁にあるので、手首のケガも多いです。
- 肩関節捻挫…肩関節も畳に手を衝いた際に傷めてしまうケース多いです。また投げられた際に肩から落ちて脱臼なども起こりえます。
- 肘関節捻挫…肘は関節をきめられて傷めるケースが多いです。重症例だと靱帯断裂や脱臼になります。
- 腰痛…技をかける時や、踏ん張る時など腰を傷めるケースは多いです。背中も同様に傷めやすいです。
- 骨折…運が悪ければ、骨折するケースもあります。足首周辺が一番多いと思います。
- 打撲
- 靱帯損傷・靱帯断裂…肘、肩、膝、足首あたりの関節は、捻挫よりも重症になると靱帯を損傷したり断裂したりというケガになってしまいます。