バドミントンによるケガの特徴
- バドミントンは、かなりスポーツ人口が多い競技です。
- 中学生や高校生、実業団などの選手も来院されますが、大人の方でもクラブで体育館で楽しんでいる方も多く来院されます。
- ケガの特徴は、主に下半身です。特に、前に出す足(利き足)の膝が最多です!
- またコンディションの悪い体育館で滑って受傷するケースも多いです。
バドミントンで多いケガ
- オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)小学6年〜中学1年生に多い。利き手側の足が圧倒的に多いです。
- シンディング・ラーセン・ヨハンソン病…オスグッドと同じ理由です。膝のお皿の下が痛くなります。
- ジャンパー膝…オスグッドと同じ理由です。利き手側の膝は、特に屈伸運動が激しいため、使いすぎによってバドミントンではとても傷めやすい部位です。
- シンスプリント…練習が激しくなると、傷める方が多いです。
- 足首捻挫…敏捷性が求められる競技なので、足首捻挫も多いです。また体育館のコンディションによっては、滑って捻挫することがあります。
- 膝関節捻挫…コンタクトスポーツではないので、そこまで多くはないですが、急激な体重移動などをした際に靱帯損傷を起こすこともあります。
- 肉離れ…主に大腿四頭筋、ハムストリング、ふくらはぎに多発します。