尻もちによる尾てい骨の痛みの特徴と症状
特に冬の北海道では、凍結した道路などで滑って転倒する場面が多いです。
転倒した際に尻もちをついて、お尻を強打して打撲してしまいます。内出血するケースも多いです。
重度の尻もちの場合一週間経っても、二週間経っても痛みが取れないことがあります。
そのような場合は、骨折しているか、仙骨と尾骨の関節が捻挫のような状態になっているかだと思います。
- 当院では、アイスホッケーやフィギュアスケートなどリンクの競技、もしくはスキーやスノボなどでケガをされるケースが多いです。また体育館が濡れていて、滑って負傷してしまうケースもあります。
- 特に女性の方がなりやすい傾向があります。(お尻の筋肉が少ないからだと思います)
- 症状は、体育座りや長時間椅子に座ることで患部が痛むことが多いです。
- 痛い部位が、お尻に近いため恥ずかしい気持ちもあって、病院や整骨院に行くのをためらって、長期間痛みを我慢しているケースが多いです。
- 受傷後一週間程度経って、打撲の痛みが取れたのに、それでも痛みが残っている場合は、早めの治療をおすすめします。
整形外科で行う一般的な尻もちによる尾てい骨の痛みの治療
- 基本的に“安静”で、保存療法が原則。
- 急性期は冷湿布、鎮痛剤、消炎剤。
- 慢性期は温熱療法、鎮痛剤、ストレッチ、マッサージ、筋トレなど。
- 円座クッションなどで、患部が椅子に当たらないようにする指導。
整体やカイロプラクティックで行う一般的な尻もちによる尾てい骨の痛みの施術
- 骨盤や背骨の歪みを矯正する。
- ストレッチやマッサージで筋肉を緩める。
- リンパの流れを改善する。
- 筋トレ。
当院で行っている尻もちによる尾てい骨の痛みの施術
患部を積極的に強制することで、早期かつ根本的な改善がするように矯正していきます。
尾てい骨の痛みは比較的すぐに治る患者さんが多いです。
早い人だと1回。遅くても3回くらいで完治している方がほとんどです。
当院へ来院される方の多くは、中学生や高校生の女子が多いです。
恐らく患部の周囲の筋肉が男子よりも少ないため、重症化しやすいのだと思います。
長い時間イスに座っていられなくなることで、勉強なども集中できなくなります。
悩んでいる方は、是非ご連絡ください。