頸椎ヘルニアの特徴と症状
- 頸椎椎間板ヘルニアとは、交通事故などの外傷、長時間のPCやスマホによって、首に無理な力が継続的に加わることによって、背骨の隙間にある椎間板の中の髄核と言われるゼリー状のものが飛び出してくる状態です。
- 髄核が飛び出しているだけでは、そこまでひどい痛みはありませんが、飛び出した髄核が神経に触れてしまうと激痛やしびれになってしまいます。
- ヘルニアが触れている神経の部位によって症状は変わってきますが、主に手や腕、肩、背中に電気が走るような痛みやしびれが出現します。
- 首を曲げたり伸ばしたり、右左に倒したり回したりすると、症状が強く出ます。
- 重症例では、麻痺になり、触っても感覚が鈍ってきたり、筋肉をうまく使えなくなります。
- また傷害を受けた神経の場所によって、症状が色んな部位に変わるのも特徴です。
整形外科で行う一般的な頸椎ヘルニアの治療
- 基本的に“安静”で、保存療法が原則。
- 急性期は冷湿布、鎮痛剤、消炎剤、頸椎カラーによる固定。
- 慢性期は温熱療法、鎮痛剤、頸椎カラーによる固定、ストレッチ、マッサージ、筋トレなど。
- 牽引療法、ブロック注射。
- 手術(昨今では手術を選択するケースはかなり減ってきているようですが、生活するのも困難な場合やむを得ず手術する方もいるようです。)
整体やカイロプラクティックで行う一般的な頸椎ヘルニアの施術
- 骨盤や背骨の歪みを矯正する。
- 首や肩周辺の筋肉をストレッチやマッサージで緩める。
- リンパの流れを改善する。
- 筋トレ。
当院で行っている頸椎ヘルニアの施術
※頸椎ヘルニアは、重症になると当院での施術は難しくなります。
頸椎ヘルニアの施術は、とても難しいですが、手術に相応しないケースでは
当院に来院されている方の多くは、ほとんどが改善されています。
しかし完治するまでには、数回から十数回の施術が必要になります。
頸椎ヘルニアになってしまった場合、放置していても長く苦しむ方が多いので
早めに治療を受けることをお勧めします。
頚椎ヘルニアの施術では、初回来院時の痛みを10とすると
2回目の来院時には7〜8になってくれることを目指します。
3回目には4〜5、4回目には1〜2…
このように段階的に痛みやしびれが改善されることを目指しています!