足底筋膜炎の特徴と症状
- 足底筋膜炎(足底腱膜炎とも呼ばれる)とは、簡単に言うと”足の裏の筋違え”です。
- スポーツでは、足を地面に打ちつける長距離の陸上や空手、剣道などの競技に多いです。
- また、固い地面で長時間立ちっぱなしの作業をする人などにも多いです。
- 土踏まずに繰り返し負担がかかって、炎症が起きます。
- 偏平足気味の人に多く、治りづらい疾患としても有名です。
- 重症にになると、かかとの前方に”踵骨棘”と呼ばれるトゲができて、より治りづらくなってしまいます。
- 症状はもちろん足の裏の痛みですが、指に近い前方が痛い人もいれば、真ん中の土踏まずあたり、後ろのかかとのあたりなど痛い部位は様々です。
整形外科で行う一般的な足底筋膜炎の治療
- 基本的に“安静”で、保存療法が原則。
- 急性期は冷湿布、鎮痛剤、消炎剤。
- 慢性期は温熱療法、鎮痛剤、テーピング、ストレッチ、マッサージ、筋トレなど。
- インソールなどで足の矯正をする。
整体やカイロプラクティックで行う一般的な足底筋膜炎の施術
- 骨盤や背骨の歪みを矯正する。
- 下肢のストレッチやマッサージで筋肉を緩める。
- リンパの流れを改善する。
- 筋トレ。
当院で行っている足底筋膜炎の施術
当院で行っている足底筋膜炎の施術は、足の裏の傷めた筋膜を
積極的に矯正して、治していきます。
前述しましたが、足底筋膜炎は治りづらい疾患として有名です。
当院でも数回〜十数回の施術が必要ですが
一回の施術で効果が実感できている方がほとんどです。
重症化する前に受診されることをお勧めします。
足底筋膜炎は、若い子ほど治りが早い気がします。
学生さんだと2〜3回で完治してしまう子もいますが、
中年の方だと正直言って十数回矯正しても完治できないケースもあります。